- 10月 11, 2024
- 4月 27, 2025
意外に多いイクラアレルギー。イクラアレルギーのお子さんは他の魚卵は食べられるのか??
魚卵は、3~6歳の初発の即時型食物アレルギーの原因食物として2番目に多いとされています。魚卵アレルギーの多くがイクラです。イクラを初めて食べさせる場合は、必ず1粒から試してみて頂きたいです。また、試す場合は平日の日中の病院やクリニックが開院している時間を狙って摂取すると良いです。
本題のイクラアレルギー患者が、他の魚卵を摂取できるのか?という疑問ですが、加熱タラコ、子持ちシシャモでも症状を来す確率はそれぞれ25%、11%と言われています。したがって、イクラアレルギーだからと言って魚卵の100%除去はしなくても大丈夫とされています。実際に食べられるかどうか不安な方は総合病院にてプリックテストや負荷試験を行います。
また、魚卵と鶏卵はアレルギー物質が全く異なるため、魚卵アレルギーがあっても鶏卵を除去する必要はありません。
当院では通常の採血ができない子供たちのために指先でわかるアレルギー検査機器を設置しています。今回のイクラも調べる事ができます。心配な方はぜひ、当院にご相談ください。
アレルギーの指先採血は当院にご相談ください!リンクより実際の動画をご覧ください!
https://www.instagram.com/reel/C7D_WVkBRYy/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
横浜市のアレルギー外来は横浜駅直結の横浜フロントクリニック!気管支喘息・花粉症・食物アレルギーはぜひ当院にご相談ください!
文責:医療法人社団南州会 理事長 井上哲兵
経歴
- 2003年浅野高校卒業
- 2009年聖マリアンナ医科大学医学部卒業
- 2009年4月~2011年3月同大学病院研修医
- 2011年4月~2015年3月同大学呼吸器内科診療助手兼同大学内科(呼吸器)大学院
- 2015年4月~2018年3月同大学呼吸器内科助教
- 2018年4月~2019年3月独立行政法人国立病院機構静岡医療センター呼吸器内科医長
- 2019年4月医療法人社団南州会理事長/聖マリアンナ医科大学非常勤講師
- 2019年8月三浦メディカルクリニック院長
- 2024年5月横浜フロントクリニック開院
資格・役職
- 医学博士
- 日本内科学会認定内科医
- 日本呼吸器学会呼吸器専門医
- 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医
- 日本医師会認定産業医
- 厚生労働省認定臨床研修指導医
- 身体障害者福祉法第15条指定医(呼吸器)
- 難病法における難病指定医(呼吸器)
- 緩和ケア研修会修了医
- アレルギー舌下免疫療法適正使用管理体制に基づく講義の受講・試験の修了医