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診療内容

新型コロナウイルス後遺症外来

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咳に特化した新型コロナウイルス後遺症外来について

横浜フロントクリニックでは、咳に特化した新型コロナウイルス後遺症外来診療を行っています。

新型コロナウイルス感染症は、現在ではインフルエンザなどと同様に、誰でも当たり前に罹患してしまう可能性のある感染症です。一方で、感染時の症状の軽さや重さに関わらず、咳がいつまでも止まらず、仕事や日常生活に支障をきたしている方が多くいらっしゃいます。

当院の新型コロナウイルス後遺症外来では、必要に応じて各種血液検査や、CTによる精密な肺の画像検査を行い、呼吸器専門医・放射線科診断専門医と連携しながら診断を行い、診療・治療を進めていきます。当法人は新型コロナウイルス感染後の咳症状に特化した後遺症外来で、多くの診療実績を有しており新型コロナウィルス感染後の咳症状に悩まれている、不安があるといった方は、お気軽にご相談ください。

新型コロナウイルス後遺症外来について

当院における新型コロナウイルス後遺症の治療対象となる方

  • 新型コロナウイルス感染症が原因と考えられる咳症状が感染後2週間以上残存している方

※新型コロナ療養期間を終えておられない患者様の対面診療は横浜フロントクリニックでは行っておりません。診療を希望される場合は、同一法人の呼吸器専門クリニックである三浦メディカルクリニックでオンライン診察をいたします。

新型コロナウイルス後遺症の問診内容

新型コロナウイルス感染症の後遺症のメカニズムについては、まだよくわかっていない部分が多く、その治療法も確立していないのが現状です。多くの場合、症状は次第に解消していきますが、完治までの経過や時間は患者様ごとに異なるため、症状に不安を感じる方も少なくないでしょう。

当院では、患者様の症状の全体像をつかむため、まず初診時に以下のような質問をさせていただきます。

  • 新型コロナウイルス感染症に罹患した時期はいつですか
  • 感染した当初の症状はどのようなものですか
  • 療養期間中の症状の経過はどのような感じでしたか
  • 現在も残っている症状はどのようなものですか
  • 現在、とくに苦しい、辛いと感じる症状、解消したい症状はなんですか
  • 現在、内服している薬はありますか。ある場合、その種類をお教えください
  • これまでにかかった大きな病気はありますか
  • ご家族で大きな病気をされた方はいらっしゃいますか
  • 差し支えのない範囲で、お仕事内容をお教えください
  • など

以上のようなことについてお伺いし、可能な限り多くの情報を基にして、最適と考えられる治療計画の提案をさせていただきます。

検査と治療の実際

新型コロナウイルス後遺症外来の検査は、胸部単純写真(レントゲン)、胸部CT、呼吸機能検査、呼気ガス検査、アレルギー採血などを組み合わせて行います。その他の検査につきましては、患者様の状態に合わせて検査を組み合わせて参ります。

新型コロナウイルス後遺症治療で大事なポイント

検査について

  • 血液検査・画像検査を行い、まず器質的疾患(臓器そのものに炎症などの障害があって起こる病気)を除外することが大切です。

日常生活について

  • 身体に負担や無理がかからないようにして、しっかり体を休ませることが重要です。
  • 倦怠感があるなど調子が悪いと感じた時は、無理にスポーツジムなどに行って調子を取り戻そうとはせず、運動強度の高い行動は逆効果になる可能性があるため避けるようにし、活動量を調節するようにしましょう。
  • 新型コロナの後遺症では、日常生活の中で、動けなくなるほどの疲労(「クラッシュ」とも呼ばれます)を感じる場合があります。なるべく無理をしないことで、そうした事態を回避することが大切です。
  • 身体の疲労に加え、精神的な疲労、ストレスも症状の原因になる場合があります。気持ちが沈まず、前向きな気分になれるよう、ご家族や親しい友人・知人と積極的にコミュニケーションを取っていくことをお勧めします。

食事について

  • 栄養バランスの取れた食事を摂るようにします。またプロテイン、亜鉛、BCAA(ヒトが体内では作れない必須アミノ酸)などのアミノ酸、といったサプリを活用して免疫力を整えることも有効と考えられています。

治療について

  • さまざまな肺の検査の結果によって、吸入薬・内服薬を組み合わせて治療を行います。
  • 多くのケースで適切な治療を行えば数日から1週間程度で咳症状ピーク時の2から3割程度に落ち着いてきます。しかし、2から3の咳が治まるのに時間がかかる人がかなり多く、焦らずに気長に治療を継続する事が大切です。
  • また漢方薬を処方することもあります。漢方薬は持続して(1カ月間ほど)服用することが大切です。
  • 自律神経や精神神経の障害を起こしていると考えられる場合、内服薬や漢方薬を処方したり、生活習慣改善のアドバイスをしたり、精神的なアプローチも行っていきます。
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