• 9月 22, 2024
  • 9月 29, 2024

高血圧の診断基準は?なぜ治療する必要があるの?原因は何?

血圧っていくつ以上が異常なの??高血圧はなぜ治療しなくてはならないの?原因は何??という疑問を外来でよく頂きますのでお答えいたしますね。

高血圧は、日本人の生活習慣病死亡に最も大きく影響する要因の一つです。生命への影響度は喫煙と同等かそれ以上とも考えられています。高血圧をコントロール出来たとすると年間10万人以上の人の命が助かると言われています。ヘルシー食・減塩食の浸透や高血圧の正しい知識の普及によって患者数は減ってきてはいるものの、今なお20歳以上の国民のおよそ二人に一人は高血圧と言われています。まさに国民病!!

高血圧は二次性高血圧と本態性高血圧に分類されます。二次性高血圧は、甲状腺や副腎などの病気や睡眠時無呼吸症候群などが原因となり高血圧を起こすものをいいます。一方で日本人のほとんどは原因のない、本態性高血圧となります。本態性高血圧は、肥満、飲酒、食塩過多、運動不足、遺伝的素因、不規則な生活習慣などが原因となります。日本人にとって重要なのは、食塩の過剰摂取です。

日本高血圧学会の診断基準によれば未治療患者さんの診察室での上の血圧(収縮期血圧)が140mmHg以上、または下の血圧(拡張期血圧)が90mmHg以上の場合を高血圧と診断します。また自宅で測る家庭血圧の場合は、135/85という低い基準が用いられます。

では高血圧治療で目指すべき血圧はどれくらいなのでしょうか。

となります。

では、なぜ高血圧を放置してはいけないのでしょうか?

それは、、、『全身の動脈硬化が進行して、脳梗塞・脳出血・心筋梗塞・狭心症などの重大な病気に進展しまうから』です。

きちんと治療して、生活習慣を見直して高血圧をコントロールしていきましょう!

健康診断などで指摘された場合は放置せずに速やかに受診してくださいね!!

当院は横浜市にある内科・呼吸器科クリニックです。

横浜駅からデッキで直結しており受診するのに非常に便利な立地です!

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